コラム_2021.8.24_2

「あんまり、ピンときませんでした。」
正直な感想なのだろうと思いました。
昨日、今日、京都芸術大学で「現代社会論」の夏期集中講義をZoomで担当しました。SDGsの枠組みを踏まえて、様々な問題を取り扱いましたが、その中で「16. 平和と公正を全ての人に」の目標に関連して、アニメーションの傑作「戦争のつくりかた」を見てもらったのですが、テレビのニュースもあまり見ない大学生諸君にとっては、彼らが日常的に接するネットの上で「戦争と平和」の情報は滅多に流れないのだろうと想像します。アフガニスタンも、タリバンも、ヒロシマも、フクシマも遠い世界のことだと感じる世代が増えるのはある意味、仕方のないことかもしれません。しかし、それは恐いことです。
ピンと来るか、来ないか、ぜひ、このアニメご覧になってみて下さい。
戦後76年を経て、太平洋戦争の実体験を持つ人はどんどん減って行きます。1959年生まれの僕は「戦争を知らずに僕らは生まれた」訳ですが、終戦からわずか14年しか経っていないことに気づき、先日、愕然としました。今、61歳の僕にとって、14年前なんてついこないだのこと。「消えた年金」が話題となり、安倍晋三首相が体調を崩して辞任したあの年ですから。
今、僕たちが享受している平和が決して当たり前ではないことを、平和を守っていくためにはみんなが関心を持って知恵を集めなければいけないことを、どのようにすれば伝えていけるのか、考えなければと改めて思いました。
平和に関しても、デルタ株に関しても、日本の政治に関しても、最新学習歴の更新が絶対に必要です。
https://www.youtube.com/watch?v=cUGu73hnjdY

(8/24 Facebookに投稿された記事です)