コラム_2021.7.29_2

東京都庁で運転免許証の更新手続きを行ったついでに、新宿住友ビル33階の平和祈念展示資料館に立ち寄ってみました。この施設は総務省の委託を受けて、先の大戦で戦地に送られた兵士、ソ連に抑留され強制労働に従事した方々、そして、海外からの引き揚げ者の禍難を中心とした展示が行われています。
9/5までは「戦争と疫病」と題する企画展が開催されています。ただでさえ食糧不足で過酷な生活環境にある中で、腸チフスやマラリアなどの感染症で苦しみ、命を落とした人もたくさんいます。
先日、「わたしたちもみんな子どもだった」の著者、和久井香菜子さんとトークライブを開催しましたが、時間の経過とともに、実体験を持った当事者は減り、記憶は薄くなっていくのは、仕方ありません。だからこそ、意識的に歴史の教訓から学ぶ姿勢が大切なのだと思います。
一番、印象に残ったのは、シベリアの抑留施設にあって、配給された黒パンを切り分ける様子を再現した展示でした。飢えた目をした元兵士達が、目をこらしてナイフの先を見つめている姿。こういう状況を絶対に作り出してはいけないと思いました。
世界の状況を総合的に的確に分析し、不都合な真実から目をそらすことなく、国民の生命を守るために賢明な政策決断のできる政府が必要です。そのためにも、有権者が政治経済に関心を持ち、学び続け、それぞれのアプローチで参加する「賢民政治」を実現したいものです。
https://www.heiwakinen.go.jp/

(7/29 Facebookに投稿された記事です)