コラム_2021.1.27

 「空気の暴力」! なんと重い言葉でしょう。
最初に脳裏に浮かんだのは、人事権を持ったボスが「少しでも異をとなえようものなら飛ばすぞ」という暗黙の圧力をかけて、考え方の多様性を封じ込めて、誰もがおかしいと思っている変な方針がまかり通ってしまう状況です。
 そして、その延長線上に、ネット言論があり、誰かターゲットが定まったら袋叩きにする風潮が蔓延しています。おそらく太平洋戦争に突入する前の日本には、そんな空気が流れていたのだと思います。
 松下政経塾の後輩である物江潤君が書いた「空気が支配する国」(新潮新書)は、まさにこうした状況に警鐘を鳴らした一冊。まだお読みでない方には、ぜひ手にとっていただきたいです。
 「空気の暴力」に沈黙していると、次第に「どうせ何をやっても」という、学習性無気力が広まります。これが本当の危険です。テラルネッサンス創設者である鬼丸昌也さんの「僕たちは微力かも知れないけれど無力ではない」という言葉を僕は信じています。
 「ほめ言葉のシャワー」や「価値語」といった菊池省三先生の実践や、NPOハロードリーム実行委員会の「笑顔のコーチング」、探究学舎の「子育てコーチング」など、ポジティブなエネルギーをできるだけ多くの人々に届けたいと願っています。「空気を良くする」活動を広めていきたいです。
https://www.facebook.com/photo/?fbid=2036296669845225&set=gm.3519089704807519

(1/27 Facebookに投稿された記事です)