コラム_2020.12.8

 昨日(12/7)のトークライブで、緩和ケアの専門家である旭川医科大学准教授の阿部泰之先生は、「第二の孤独死」という言葉で、この問題を指摘されていました。新型コロナウィルスでなくても、今、多くの病院で家族の面会が全面禁止、あるいは、著しく制限されていて、「大切な人の死に目に会えない」「一人寂しく死んでいく」という事態があちこちで起こっています。添付したのは、昨年、尊厳死協会でお聴きした柳田邦男先生の声が聞こえてくるような朝日新聞の記事です。
 救える命を救うことが医療の基本ですので、それが優先されるのは止むを得ないことですが、一方で人生の最期の時をどのように迎えるのか、送るのか、もとても大切なことです。
 僕自身、一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会(ELC)で学び、先月からアドバイザーをお引き受けしました。本人も家族も関係者もおだやかな気持ちでいられるようなコミュニケーションの重要性を社会に広めていきたいと思っていますが、コロナという壁が立ち塞がった印象を持っています。個人的には、肉親がそう長くないだろうという状況にあるので、タイミングよく呼び出しがかかり、その時に立ち会えるか、祈るしかありません。
 阿部先生のお話の中では「お互い様」という言葉が印象に残りました。

https://www.asahi.com/articles/ASND242CLNCMUPQJ00P.html

(12/8 Facebookに投稿された記事です)