メルマガバックナンバー

2009年09月24日

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  学びを科学する ら~のろじすと
   組織と個人の可能性を開くメルマガ
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9月中旬となりました。肌寒い朝が増えてきましたね。
皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
ら~のろじすと9月第2号をお届けします。

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┃CONTENTS┃
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1.山形芋煮会事件
2.らーのろじー主催~公開講座のご案内~  
3.NPOハロードリーム実行委員会(HD)
4.おすすめイベント紹介
5.市瀬博基「組織開発の文化論」 Vol. 23
 ~1人の100歩と100人の1歩 ~
6.二木郷子「いつしか学習の日々」vol.55
 ~無人島より~
7.編集後記


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■1.山形芋煮会事件
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9月6日山形市で行われた「日本一の芋煮会フェスティバル」で、
3万5000食分準備した芋煮が足りなくなり、数百人に代金を
払い戻すというトラブルがありました。朝7時から行列していた
客もいて、ボランティアの配食係が、頼まれるままに大盤振る舞
いをしてしまい、午後2時頃には足りなくなってしまって返金騒
動に発展してしまった訳です。

里芋3トン、山形牛1.2トン、コンニャク3500枚などを、
直径6メートルの大鍋を醤油味で煮込み、ショベルカーですくう
という豪快な催し物で、年々、参加者も増えて大人気なのですが、
今年は味噌をつけてしまいました。

ただ、これって、山形の芋煮だけの話ではないなあ、と感じまし
た。家族連れが自分たちの小さな鍋で河原で芋煮を作っていたの
であれば、足りなくなるということにもっと早く気づいて、一人
あたりの取り分を減らすなり、追加をつくるなりできたはず。と
ころがクレーンで吊るす巨大な大鍋の場合、汁が無尽蔵にあるよ
うに見えたに違いありません。

日本の国家財政も、地球の天然資源も、同じこと。あまりにも、
規模が大きなものは感覚が麻痺してしまい、予算は奮発し、石油
も石炭も大量消費し、後世に禍根を残しつつある、という状況な
のではないでしょうか?

8/29、9/12に「笑顔のコーチング」と抱き合わせで、榎本英剛さ
んのチェンジ・ザ・ドリーム・シンポジウムを開催しましたが、
主催はセブン・ジェネレーションズという非営利団体です。
http://changethedreamsymposium.blogspot.com/

アメリカの先住民は、何かを決断する時に、必ず7世代あとの子
孫に与える影響を考慮していたという叡智を持っていました。僕
たちの世代が、後世から恨まれないように、温室ガス「90年比
25%削減」くらいのことは、朝飯前でこなす必要があります。
                   (本間 正人)

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■2. らーのろじー主催 ~公開講座のご案内~
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現在申込可能な講座は下記のとおりです。

●研修講師塾
http://www.learnology.co.jp/lecture/
 講師 : 本間正人
 会場:東京・本郷「らーのろじー」セミナールーム

  研修講師塾 自己ブランド確立コース(1日間)
 ★2009年09月28日(月)
  参加費 42,000円(第一回特別価格、消費税込み)

 研修講師塾 スキルコース (2日間)
 ★2009年10月02日~03日(金・土)  10-17時
  *参加費 73,500円(消費税込み)

  研修講師塾 新・基本コース(2日間)
 ★2009年10月23~24日(金・土) 10-17時
  *参加費 126,000円(消費税込み)

 研修講師塾 コンテンツコース (3日間)
 ★2010年02月11~13日(祝・金・土) 10-17時
  *参加費  210,000円(消費税込み)

  ※2009年9月19~21日に予定されていました、
  コンテンツコースは、2010年2月に延期となりました

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●社長力講座
http://www.learnology.co.jp/lecture/president/

「自分の理念が明確になって力がわいてきました!」
嬉しそうな表情に包まれた前回の開催から約一か月。
今回は1日完結の社長力講座を開催します。

明確なビジョンを持ち仕事をすることは、
肩書きが「社長」の方だけでなく役員、社員など
多くの人にとって、成果と充実が両立した毎日を
実現するでしょう。

あなたの理念を確固たるものとする1日をお過ごしください。

 ★2009年10月17日(土)10-17時
  講師 : 本間正人
  会場:東京・本郷「らーのろじー」セミナールーム
  *参加費  73,500円(消費税込み)

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●組織活性化ファシリテーター実践講座
http://www.learnology.co.jp/lecture/orgactive/

 ★  11月14~15日 (土・日)10-17時 【新規日程!】

 講師 : 市瀬博基(学習学協会主任研究員、東京学芸大学特任講師)
 会場:東京・本郷「らーのろじー」セミナールーム
 参加費:52,500円(税込、特別価格!)


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■ 3. NPOハロードリーム実行委員会(HD)
     主催セミナーのご案内
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* らーのろじー株式会社はNPOハロードリーム実行委員会
の趣旨に賛同し、その活動を応援しています。
http://hello-dream.com/supporter/


●第二回夢の日イベント
ハロードリームでは、11月1日を「夢の日」とし、
互いに夢を語り合い、応援し合う日と定めました。

今年の11月1日(日)は、日本教育会館(東京都千代田区)にて
「夢を叶える“本気の力”」をテーマに、
「第二回夢の日イベント」を開催します。

自分の夢を感じ、それを実現させる「本気」の力に気づくイベントです。

詳細・申込は、こちらから
http://hello-dream.com/dreamday/


●笑顔のコーチング
(家庭や職場を笑顔にするヒントがわかる2時間の講座です)

ファシリテーターは本間正人が務めます。
本間の講座を一度、受講してみたい方は、
こちらに参加してみるのもオススメです!
9月23日は仙台市にて開催しました。
笑顔に包まれた二時間となりました。

~開催日程・場所~
9月26日(土)10:00~12:00
富山県民共生センター(富山県富山市)

9月26日(土)14:00~16:00
金沢市勤労者プラザ(石川県金沢市)

10月24日(土)10:00~12:00
伊丹市立産業情報センター(兵庫県伊丹市)

【詳細・お申込み】 
http://hello-dream.com/smilingface/

みなさまのご参加、お待ちしております!


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■4.おすすめイベント紹介
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「日本の未来:横浜の現場からシリーズ」
 @六本木アカデミーヒルズ

松下政経塾の同期で、昨年まで横浜市副市長をつとめて
いた前田正子さん(現在、横浜市海外交流協会理事長)
が、9月から月1回、4ヶ月にわたって、地域でユニー
クな活動に携わるNPOのリーダーを招き、まだ多くの
人が知らない社会問題について理解を深める講座を開催
します。

岩波書店から出された「福祉がいまできること --- 横浜市
副市長の経験から」がきっかけとなり生まれたこの講座。
9月30日は「ニート・フリーター問題」。その後は、 
高齢者の孤独死、児童養護(虐待)、外国人労働者問題
を取り上げて、行政と市民NPOの協働などについても
考える講座です。地方自治に興味がある人はもちろん、
実際に地域で起こっている社会問題を知り、セーフティ
ネットの充実が他人事ではないということを学ぶ良い機
会だと思います。

第1回 2009年09月30日 (水)  19:00~21:00
ゲストは岩本真実さん(K2インターナショナル Y-MAC統括責任者)

詳細はホームページをご参照ください。お申込みはアカデミーヒルズへ。
http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000a2av7.html

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ワークプレイスラーニング2009

主催:東京大学 大学総合教育研究センター
とき:2009年10月30日(金) 10-17時
ところ:東京大学本郷キャンパス・安田講堂

「企業・組織における人材育成」の「明日」を提案する
産学協同のカンファレンス「ワークプレイスラーニング」
も今年で3回目。 2007は「ミドルの学び」。2008は
「企業教育の新たな役割」というテーマで、約800名の
方々にご参加いただき、ピア・ディスカッション、携帯
電話を活用した質疑応答が行われ、新たな知の交流の場
を産学共同でつくりだしました。今年度のテーマは
「成長をいざなう個と組織の関係」です。

ケーススタディでは、カルチュア・コンビニエンス・ク
ラブ、アサヒビール、バンダイナムコホールディングス
の3社を取り上げます。らーのろじー株式会社も企画協
力企業として参画しています。

詳細、お申込みはこちらから。
http://www.educetech.org/wpl2009/


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■5.市瀬博基「組織開発の文化論」 Vol. 23
 ~1人の100歩と100人の1歩 ~
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「リトル・ミス・サンシャイン」という映画を観ました。

人気スターが出ているわけでも、派手にドカンといくわけでもない
とても地味な映画なのですが、じんわりと温かさが心にしみてくる
とてもいい作品でした。

アメリカ南部に住むフーバー一家。麻薬中毒の祖父に、偏狭なまでに
「成功」にこだわる父。息子はひきこもりで、これをなんとかまとめようと
がんばって疲れ切った母。そこに転がりこんでくるのは自殺未遂を
起こした叔父です。

一家には9歳になる娘がいます。さえないメガネをかけた小太りの
女の子。そのオリーブがカリフォルニアで開催される美少女コンテストの
出場資格を得るところから物語が動きだします。

ひょんなことから一家全員が黄色いオンボロのミニバスに乗りこんで
カリフォルニアをめざすことになるのですが、映画が描きだしているのは、
この過程で深まっていく家族の絆です。

映画の中で3回にわたって繰りかえされる力強いイメージの中に、この
作品のメッセージが凝縮されています。

出発して早々にミニバスのクラッチが壊れてしまい、ファーストとセカンドの
ギアが入らなくなる。つまり発進できなくなるんですね。困ったフーバー
一家がとった行動は、まず全員で車を押し、スピードがついてきたころに
一人一人が車に飛び乗るというもの。

冒頭、半ば、そして終盤に描きだされる「ミニバン押し」の場面。

家族の絆って、誰かががんばってつなぎ止めるものではなくて、みんなが
一緒になって最初の1歩を踏み出すことで作りあげるもの。そんな風にして
動きだした家族には、あとから1人1人を引っぱっていけるだけの推進力が
生まれてくる。


前回ここで触れた研修の中で、事例発表をなさった自治体職員の方が
こんなことをおっしゃっていました。「学習する組織」を作りあげるためには
どれだけ小さくてもいいから組織メンバー全員が1歩を踏みだす必要がある。

「大事なのは、1人の100歩ではなく、100人の1歩なんです。」

映画を観ながら、そのことばを思い返していました。

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■6.二木郷子「いつしか学習の日々」vol.55
 ~無人島より~ 
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無人島問答――。 差し当たり、そう名付ける。
「無人島に一冊持っていけるとしたらどの本にする?」
「えーっ、どうしよう」
という、あのやりとりのことを。

本、レコード、DVD、靴…などなど、あるジャンルの
愛好家が複数集えば、すぐに始まる無人島問答。
あれを見ると、私はいつも困惑してしまう。

質問された人は「選べないよ」「一つじゃなきゃダメ?」
などと言って頭を抱え、身悶えする。
だがその顔は輝いている。実に奇妙だ、不可解だ。

彼らの無人島イメージがやたら呑気なのも気になる。
「椰子・海・筏」の三点で生きていけると思っている。
そんなわけにいくか、と思うのだが彼らは意に介さない。

しかし私と同じ困惑を覚える人はめったにいない。むしろ
キョトンとするの私のほうこそ、奇妙がられる。
そこで、違和感の理由を自分でも考えてみたところ…

どうやら、私の嗜好が「ひとジャンルにつき一点主義」
であることが災いしているようだ。

たとえば詩の場合。Aという詩人がひとり居れば、
その作品をを繰り返し繰り返し
読んでいるだけで、大体満足できてしまう。
同じ現象が小説にも、音楽にも、映画にも起こる。
よく「Aが好きならBも好きじゃない?」
などと問う人がいるが、よくわからない質問だ。
だって、似たような別モノなんて必要ないもの。

そういうわけで私は、余り多くのモノに接触しない。
従って多くから一つを選び出す必要が生じない。
だから、無人島問答で悶えたり楽しんだりできない。
というより…

私自身が、無人島にいるのかもしれない!

ごくごく少ない物資で生きられる体質を備え
牧歌的な無人島イメージに違和感を覚え
文明人の無人島問答が理解できない…
それは、私が、毎日を無人島で生きているからだ!

えーっ、どうしよう。えらいことに気づいてしまった。
急いでノロシをあげに行かねばならないので
今日はこのへんで。


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■7.編集後記 
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秋になると、夏の暑さを忘れていることにきがつきました。

最近夜が涼しいなぁと思っていると、
一か月前には、汗をかいて寝苦しい夜を過ごしていたことを
すっかり忘れていました。

忘れるって偉大ですね。

秋の夜に、肌寒さを感じつつ、
夏の夜の暑すぎて眠れない夜を思い出しつつ、
春の夜の花粉症で眠れない夜を思い出しつつ、
冬の夜の冷えすぎて眠れない夜を思いだしていたら、
きっと、寝つきの悪い一晩になるでしょう。


とはいえ、まったく忘れたわけではなく、
確実に記憶のどこかに眠っているわけで不思議なものです。

学びも、おそらく忘れきったあと、
思いだそうとして、出てきたこと
思いだそうともしなくても、出てくること
に価値があるんだろうなぁと思います。

摂取しては、排出する割に、
気づけば大きくなっていく人間の体のように、
学びの栄養をとりあえず摂取して、
出ていくものは出て行かせるのがいいのでしょう。

秋は学びの季節。
素敵な学びをしてください!

 ~  今回も「ら~のろじすと」をお読みくださり        
     本当にありがとうございました。    ~
                       (浅羽克彦)  

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