メルマガバックナンバー

2009年06月11日

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  学びを科学する ら~のろじすと

   組織と個人の可能性を開くメルマガ

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美しい雨の季節―――、
皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
ら~のろじすと6月第1号をお届けします。

>>>>CONTENTS<<<<

1.濃い6月

2.らーのろじー主催~公開講座のご案内~
  会社と社員の可能性を引き出す社長力講座【NEW】

3.NPOハロードリーム実行委員会(HD)
    主催セミナーのご案内

4.新刊紹介『社長の言葉ハンドブック』


5.市瀬博基「組織開発の文化論」 Vol. 17
   ~ 楽団員の気持ち ~

6.二木郷子「いつしか学習の日々」vol.50
  ~「敵役」は知っている~

7.編集後記


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■ 1.濃い6月

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6月に入って多方面に面白い展開になっています。

1日は久しぶりにラジオに生出演。ニッポン放送の「宇宙G
メンTAKUYA」という中高生向きの番組で「ほめる」こと
の大切さについて、15分ほどハイテンションで語りました。
「ラジオ向き」と言われると複雑な気持ちになりますが、僕、
向いているみたいです。

2日は「社長TV」編集長の尾中昭文さんとのミーティング。
http://www.shachotv.jp/
ネット上に、さまざまな社長のインタビュー動画を掲載し、
無料で学べる素敵なサイトです。松本大氏(マネックス証券)、
出井伸之氏(ソニー最高顧問)、入交昭一郎氏(元ホンダ副社長)、
田坂広志氏(ソフィアバンク代表)、立花隆氏(評論家)、
藤沢久美氏(ソフィアバンク副代表)、西川潔氏(ネットエイジグループ)
など、キラ星の如き方々が登場して、じっくり思いを語っています。
7月から私も「社長力講座」を開講しますが、コラボしましょう
ということで、HPのトップにバナー広告を載せていただきました。
ありがとうございます。

3-5日は函館出張。「はこだて未来大学」は一見の価値があるす
ごい建物です。山内祐平先生の「学習環境デザイン論」の講義で
紹介され、興味を持っていました。学生個人の研究空間が確保さ
れ、吹き抜けのオープンスペースがダイアローグを促す設計です。
http://www.fun.ac.jp/

6日は市瀬博基氏の「組織活性化ファシリテーター実践講座」を
オブザーブしました。ポジティブ組織開発の理論と実践のツボを
つかむために、音楽や映像を駆使したユニークな構成。なるほど
こういう風に説明したらわかりやすくなるなあ、という発見の連
続でした。次回開催予定も決まりました。超おすすめです。

                     (本間正人)


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■2. らーのろじー主催 ~公開講座のご案内~

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現在、お申込いただけるのは下記の講座です。
どうぞ、奮ってご参加くださいませ!


●会社と社員の可能性を引き出す社長力講座【NEW】
http://www.learnology.co.jp/lecture/president/
 
★  7月18~19日 (土・日)10-17時

 講師 : 本間正人
 会場:東京・本郷「らーのろじー」セミナールーム
 参加費:147,000円(税込、初回特別価格!)

内容(当日の進行により変更する場合があります)

▽  経営者の心がまえ
  なぜ経営するのか?何を実現したいのか?
▽  コーチングの考え方とスキル
  信・認・任
  傾聴、質問、承認(ほめ方、叱り方)
  目標設定(ベビーステップ、ストレッチ、ジャイアントリープ)
  GROWモデル
▽  コーチングのロールプレイ
  同じミスをくりかえす、やる気が低い、何を考えているか不明、etc.
▽  現実の経営課題を克服するために
  本間正人からのコーチング、ペアコーチング
  松下幸之助の経営理念を21世紀に応用する
▽  ストレスとのつきあい方
  タイムマネジメント、ストレスマネジメントのヒント


●組織活性化ファシリテーター実践講座
http://www.learnology.co.jp/lecture/orgactive/

 ★  8月22~23日 (土・日)10-17時【NEW】
 ★  9月22~23日 (火・水)10-17時【NEW】

 講師 : 市瀬博基(学習学協会主任研究員、東京学芸大学特任講師)
 会場:東京・本郷「らーのろじー」セミナールーム
 参加費:52,500円(税込、特別価格!)

内容(当日の進行により変更する場合があります)

▽  組織活性化へのアプローチ
 ポジティブ組織開発の理念と手法
▽  強みを発見する
 組織の潜在力を「見える化」するためのワーク
▽  ビジョンを形成する
 部門の壁を越えてビジョンを共有する方法
▽  理想を実現する
 グループコーチングを通じた課題解決
▽  トラブルに対処する
 プロジェクト・キックオフ/「中だるみ」に対処する


●研修講師塾
 http://www.learnology.co.jp/lecture/
 講師 : 本間正人
 会場:東京・本郷「らーのろじー」セミナールーム

研修講師塾 スキルコース (2日間)
 ★2009年06月12~13日(金・土)  10-17時【残1席】
  *参加費 60,000円(特別価格、消費税込)

 ★2009年08月13~14日(木・金)  10-17時【NEW】
  *参加費 73,500円(消費税込)
  
*内容(当日の進行により変更する場合があります)
すぐれたレクチャーのツボ
さんま方式のツボ
パネルディスカッションの方法
ディベートの仕切り方
講師にとって役立つ「技」を幅広くカバーし、
ネタのレパートリーを増やす実践的な内容です。
講師塾の卒業生はもちろん、初めての方にも
ご参加いただけます。

研修講師塾 新・基本コース(2日間)
 ★2009年07月03~04日(金・土) 10-17時
 ★2009年08月15~16日(土・日) 10-17時【NEW】
  参加費 126,000円(消費税込み)

研修講師塾 コンテンツコースコース (3日間)
 ★2009年09月19~21日(土・日・祝) 10-17時
  参加費  210,000円(消費税込み)

詳細は http://www.learnology.co.jp/ をご覧下さい。


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■ 3. NPOハロードリーム実行委員会(HD)
     主催セミナーのご案内

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* らーのろじー株式会社はNPOハロードリーム実行委員会
の趣旨に賛同し、その活動を応援しています。
 http://hello-dream.com/supporter.html

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■「笑顔のコーチング・ファシリテーター養成講座」東京開催
6月20日(土)10~17時@本郷らーのろじー(講師:本間正人)

全国で実施している「笑顔のコーチング」のプログラムを、
参加者の前に立って実施するファシリテーターを養成します。
それそれの地域で、学校やPTA、イベント等において、
「笑顔のコーチング講座」を実施していただき、HDの主旨と
笑顔の輪を広める担い手になっていただきたいと考えています。
笑顔の一番真ん中にいられるのが、実はファシリテーターです。
全国に笑顔を広げていく仲間を大募集です!(登録料1万円)

詳細・お申込みは http://hello-dream.com/schedule/

*今年じゅうに養成講座を各地で数回開催したいと思っています。


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■4.新刊紹介『社長の言葉ハンドブック』

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6月11日、本間正人著『社長の言葉ハンドブック』が
あさ出版より上梓されました。(1365円)

数々の言動の中で最も日常的で頻繁に、しかも
本人はほとんど無意識に行っていることとが「口ぐせ」。

社員の意識の改革を願う社長がまずできることは、
社長自身の行動を変えること――。
ここまではよく聞く話かも知れません。
本著では、言行の最小単位である「口ぐせ」を変えることで、
部下のやる気も職場のコミュニケーションも大きく改善し、
会社が変わることに着目しています。

(「はじめに」より)
日本には「言霊(ことだま)」という言葉があります。
「言葉には不思議な力が宿っており、発した言葉どおりの
結果になる」という考え方ですが、社長の言葉はこの言霊
のように、企業の運命を左右する大きなファクターなのです。

本書では、まず、自身の口ぐせに気づく所から始まり、
よい口ぐせを身につける方法と具体例が紹介されています。

ちなみに、私が好きな一説を紹介します。
失敗したときやガッカリしたときこそ、
「おっと、ま~たやっちゃった」と笑いましょう。
すぐに変われない自分、うっかりな自分を、
笑って許すこともまた大切なのです。

よかったら、本著を手に取ってみてください!
http://www.learnology.co.jp/publication/item/detail/4860632818/

(富田愛里)

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■5.市瀬博基「組織開発の文化論」 Vol. 17
   ~ 楽団員の気持ち ~

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業務連絡をひとつ。

2メートルの大男、自他ともに認める女好き。
死にかけるほどの怪我や
病気から不死鳥のようによみがえってきた、
ハチャメチャなエピソード満載の大指揮者、オットー・クレンペラー。

講座の中では触れませんでしたが、クレンペラーには、
そのカリスマ性を物語るこんな逸話もあります。
かつてクレンペラーのもとで演奏していた女性の楽団員が、
こんな言葉をもらしたそうです。

「神様のもとで演奏できて、そのうえ給料までもらえるなんて申し訳ない」

業務連絡おわり。

先週末に開催した第2回目の組織活性化ファシリテーター実践講座。
今回も各地からご参加いただいた多士済々なメンバーの方々に加え
初日には本間さんにもオブザーブいただくという過酷(?)な環境の中
前回同様に大盛り上がりの2日間となりました。

今回とくに印象に残ったのは、
マネジメントやクライアントに向けてAI導入を働きかける
プレゼンテーションのロールプレイでした。

かつて2000人の営業の中で全国トップとなった輝かしい
経歴をお持ちのMacさん。
しかし彼はその極意を「売ろう」としないことだと語っていました。
いいも悪いも含めて誠実に相手に伝える努力が結局は「売れる」ことにつながる。

そんなMacさんのプレゼンは、じんわりシッカリ真摯な姿勢がこちらに
伝わってくるすばらしいもので、真田幸村さえ味方につける直江兼次の
人を信じる姿勢って、きっとこんな感じだったんだろうなあと思いました。

全国を飛びまわる人気コンサルタントのコバさんは、出張先の名古屋から
駆けつけていただきました。

コバさんの百戦錬磨の話術は、それはそれはすごいもので、
「そんなときどうしてます?」「こんなことやってませんか?」
と絶妙のタイミングで投げかけられる問いかけに思いをめぐらしているうちに、
すでに聴衆はAI導入の受け入れ準備が完了しているという、まさに至高の芸。

世間話に「へ~」とか「ほ~」とかあいづちを打ち、「そりゃないだろ」と
笑ったりしているうちに、すでに誰もが落語の門口に立っているような
春風亭小朝の話芸を思い浮かべていました。

同じことを伝えるにしても、伝える人の信念のあり方やパーソナリティ
得意ワザの方向性などをかけ合わせていくと、いくらでも違ったやり方で
伝えることが可能であることの見本を、目の当たりにした思いです。

クレンペラーのもとで演奏していた楽団員の気持ちがよ~く分かります。


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■6.二木郷子「いつしか学習の日々」vol.50
   ~「敵役」は知っている~

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世の中には、「敵役」が好きな女性が相当数存在する。
たとえば、以下のキャラは非常に女性の支持が高い。

1・姫川亜弓(『ガラスの仮面』)
主人公、北島マヤの永遠のライバル。
美貌と才能に甘んじず努力を重ね、勝負に際しては徹底的に
フェアであろうとする姿勢が清々しい。
加えて、恵まれた環境と孤独な内面とのギャップも魅力。

2・ジャンヌ・ド・ラ・モット(『ベルサイユのばら』)
清純なブロンド娘、ロザリーの異母姉。悪知恵と恋の手管を使って
殺人、詐欺、脱獄と悪行を重ねた末に壮絶な死をとげる。
妹がブロンドなので、当然(?)ジャンヌはブルネットである。

3・エポニーヌ・テナルディエ(『レ・ミゼラブル』)
子供のころはヒロインをいじめていた。のちにヒロインの恋人に横恋慕。
その男性のために、恋の橋渡し役も引き受ける。報われぬ恋を抱いたまま、
男性をかばって銃弾に倒れる。(ビクトル・ユゴーはなぜ彼女をイヤな女で
終わらせず、悲劇的な後半生を描いたのか…興味ぶかいところだ)

4・イライザ・ラガン(『キャンディ・キャンディ』)
エポニーヌから深みと悲劇性を取り去ったような人物。
いじめにせよ横恋慕にせよ、いたって即物的、なのだが…
「イライザ、い~わ~」と、一種の笑いをもって支持されることがある。

ちなみに私の場合、小さい頃は単純に、清らかなヒロインが好きだった。
ところが少しずつ、ヒロインの影に回る人物が心に残るようになっていった。

その現象は面白いことに、上に挙げた1~4の順番に起こっているのである。

10代はじめ、美しく毅然としたライバルを素晴らしいと感じた。
数年後、私怨と欲望に満ちた悪女にカタルシスを味わった。
さらに数年後、悲劇的でみじめな女に深いシンパシーを抱いた。
さいごに、喜劇的でみじめな女を面白がれるようになった。

今思うと、彼女たちはすべて私の分身だったのだろう。
欲望や、みじめさや、嫉妬のかけらをわが身のうちに見つけるたび
私はそれを彼女たちに投影することで、自分を受け入れてきたのだろう。

自分の中の違和感や葛藤と、どんな時期にどう向き合い、消化したか…。
その答は、幼い日に読んだ本や漫画の「敵役」が知っているかもしれない。
昔読んだ本は、意外にたくさんの発見をくれる。
お時間のあるとき、ぜひお試しあれ。


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■7.編集後記 

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約2年間に渡り、ら~のろじすとの編集を
担当させていただいてきました。
微力ながらも「学びを科学するメルマガ」を目指して、
読んでくださる方が、
学びについて少しでも考えたり感じたりする
媒体でありたいと願ってきました。

その過程で何度も、
学びの(沼のように)底が見えないほどの深さを感じました。
あまりの深さに周りを見通すことができず
こわくなることも度々ありました。
同時に、毎日、発見や感動、衝撃や反省など様々な形で
学び続けている「人間」という存在を感じました。
それは、生きていることがもつ「可能性」と言えるのかもしれません。

至らない点が多々あり反省する(学ぶ)ばかりですが、
皆様にあたたかく支えていただきましたことを、
心より感謝いたします。ありがとうございました。

次号より、ら~のろじすとの編集担当を
弊社、浅羽克彦にバトンタッチをします。

大学を卒業すると同時に「英文法をわかりやすく体系化した本」
を出版し、社会や身の回りのことなど様々なことに「わかりやすさ」
を追求しているおもしろい若者です。

これからも、ら~のろじすと、どうぞよろしくお願いいたします。

 ~  今回も「ら~のろじすと」をお読みくださり        
     本当にありがとうございました。    ~
                       (富田 愛里)  

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