メルマガバックナンバー

2009年01月21日

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    学びを科学する ら~のろじすと

   組織と個人の可能性を開くメルマガ

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大寒の節気に入りました。
皆さまどのような毎日を
お過ごしでいらっしゃいますか。
ら~のろじすと1月第2号をお届けします。

>>>>CONTENTS<<<<

1.人材教育と組織学習の新しいトレンド

2.らーのろじー主催~公開講座のご案内~

3.おすすめセミナー情報

4.市瀬博基「組織開発の文化論」 Vol. 9
  ~ アサーティブネス ~

5.二木郷子「いつしか学習の日々」vol.41
  ~僕の前に崖がある、僕の後ろにも崖がある~

6.編集後記


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■1.人材教育と組織学習の新しいトレンド

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2月7日(土)には、NPO学習学協会主催で
「人材教育と組織学習の新しいトレンド」
というテーマのシンポショップ(symposium + workshop)
を開催します。

多士済々の講師・パネリストの中でも、敬愛する増田
弥生さんにパネリストとして ご参加いただけることに
なり、とても喜んでいます。

かつてリーバイスの人事本部長としてその名を轟かせ、
おそらく日本人として、最も早くコーチングについて学
んだ方。CTIジャパンの創設期に榎本英剛さんと一緒に
プログラムをされたこの世界の草分けのお一人です。

昨年まではナイキのアジア太平洋地区人事部門責任者
(35000人の会社のTop50に入るポストですから執行役
員クラス)をつとめていた方です。先日も打合せをし
ましたが、そのトークがすでにパネルディスカッショ
ンのクオリティで感動しました。経験豊富な上に、そ
れを語る時の比喩がカラフルで、強く印象に残る話し
方のお手本のような方です。

今は、日本企業が、本当の意味でグローバル人材の活
用ができるように取り組みたいと抱負を語られる増田
さんのお話を聴くだけのためでも、2月7日参加する
価値ありますね。

もちろん、他のパネリストも豪華絢爛。近著「ピザ屋
を呼んだら、そのまま帰すな!」(トランスワールド
ジャパン)の共著者である岩堀禎廣さん。この本は、
ピーター・センゲなどが提唱する「学習する組織」の
理論を、具体的で身近な例でわかりやすく紹介する興
味深い1冊です。

産業再生機構COOをつとめた冨山和彦氏が創設した
経営共創基盤でディレクターをつとめる工代(くだい)
将章氏は、元リクルートWorksの編集長。西村勇也氏
はメンタルヘルスという観点から組織診断をする事業
に携わりつつ、ダイアローグBar を主宰している若き
オルガナイザー。エスキューブドのChief Knowledge
Officerである和田晃一氏の名刺には、日本でも珍しい
「読書家」の肩書があります。本を読むことがお仕事
なのですね。 市瀬博基氏は、コーチングが日本企業に
どのように取り入れられたか、をテーマにOxford大学
から文化人類学博士号を取得し、Appreciative Inquiry
の翻訳をした気鋭の研究者です。

僕自身、ここ数年、AIなどポジティブ組織開発手法
の普及につとめてきましたが、痛感するのは、理屈っ
ぽいのはなかなかすぐに広まらないということです。
そこで、国際ファシリテーション教会専務理事の椿景
子氏には、「笑顔で職場を活性化する」Smile +
(スマイルプラス)という新しい研修プログラムのさ
わりをご紹介いただきます。これなら効果がイメージ
しやすいし、「誰にでもできる」と思ってもらえます。

現代人の慌ただしい日常の中で、自分が何を感じ、何
の為に仕事をしているのかふりかえる機会は少ないも
の。ハロードリーム実行委員長の小巻亜矢氏には「自
分の心の声を聴く」 Feel―I(フィール・アイ)
のデモをお願いしています。

ということで「とても楽しくてためになる」3時間半
のプログラム、ぜひぜひご参加下さいませ。
                    (本間正人)

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日時:2009年2月7日(土)13:30~17:00
場所:TOC大崎1号館19階 (JR大崎駅)
参加費:5000円(税込)

プログラム予定(変更する場合があります)

13:30-14:00 共通基盤レクチャー 本間正人
 「人材教育と組織学習の新しいトレンド」

14:00-15:00 新しいプログラムの体験デモ
 (1)Smile + 「笑顔で職場を活性化する」
     椿景子氏(国際ファシリテーション協会)
 (2)スライドで見る「学習する組織」
     岩堀禎廣氏(オクトエル代表、薬学博士)
 (3)Feel―I「自分の心の声を聴く」  
     小巻亜矢氏(ハロードリーム実行委員長)

15:15-16:45 パネルディスカッション
 増田弥生氏(前Nikeアジア太平洋地域HR責任者)
 工代将章氏(経営共創基盤ディレクター)
 西村勇也氏(ダイアローグBar 主宰)
 和田晃一氏(エスキューブドCKO、読書家)
 市瀬博基氏(東京学芸大学特任講師、AI本翻訳者)

 コーディネーター:本間正人(学習学協会代表理事)

16:45-17:00 まとめ&アンケート記入

司会:山田智恵(学習学協会研究員)

お問合せ・お申込みは info@learnology.co.jpまで、
件名に「2/7参加希望」とし、所属、連絡先を明記の上、
お申込み下さい。

http://www.learnology.co.jp/pdf/20090207_workshop.pdf

*大変恐縮ですが、請求書の発行は承っておりません。
 必要な方には、当日、現金で参加費をお支払いいた
 だいた際に、領収書を発行いたします。


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■2. らーのろじー主催 ~公開講座のご案内~

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現在、お申込みいただける公開講座は、下記の通りです。
詳細は、http://www.learnology.co.jp/open_lecture/index.html
をご覧下さい。新人研修をひかえて、新基本コースを、
2、3月に連続開催します。また今月末のコンテンツコース
は残席わずかになりました。コーチングやリーダーシップ研
修のネタを増やしたい方、ぜひ、お申込み下さい。

☆  2009年 1月29~31日(木金土) 【東京】(残席2)
   研修講師塾 コンテンツコース(3日間)
☆ 2009年  2月13~14日(金土)    【東京】 
   研修講師塾 新基本コース
☆ 2009年 3月13~14日(金土)  【東京】
   研修講師塾 新基本コース

● 講師 : 本間正人
● 時間帯: 各日とも 10:00~17:00
●   会場:東京・本郷「らーのろじー」セミナールーム

皆さまのご参加、お待ちいたしております!

~研修講師塾 新基本コースより参加者の声~

今まで自己流だったので、研修講師という仕事について
しっかりと学びたかったのですが、期待以上でした!
「研修」は講師のテンション、進め方次第で、
とても素晴らしいものになることが分かりました。
「楽しい」研修を目指します!


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■3. おすすめセミナーのご案内

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☆ 本間正人のビジネス英語講座(主催:株式会社Nal)
 詳細・お申込はhttp://nalblog.exblog.jp/

1月28日(水)TOEIC対策の英文法
2月25日(水)ボキャブラリー&リーディング
3月18日(水)リスニング&TOEIC試験対策
各回とも 19:00~21:00(18:30 受付開始)

*内容は1回完結ですので、1回ずつお申し込み頂けます。
*場所 TOC大崎ビルディング1号館19階(JR大崎駅徒歩2分)
*参加費 1回5,000円(税込)

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■笑顔のコーチング(主催:NPOハロードリーム実行委員会)

「64億人の笑顔」の実現を目指すハロードリーム実行
委員会では、北海道から沖縄まで全国各地で、無料公開
講座を開催します。各回とも本間が講師をつとめます。
子育て中の親御さんはもちろん、誰にでもすぐに使え、
役立つコミュニケーションのヒント満載の楽しい2時間。
直近の開催予定は以下の通りです。

1月24日(土)14:00~16:00 東京・渋谷シダックスホール
1月26日(月)10:00~12:00 札幌・かでる2・7
2月28日(土)14:00~16:00 大阪・エルおおさか

詳細・お申込みは http://hello-dream.com/smilingface/

* ご自分の地域でも、ぜひ開催したいという方は、
info@learnology.co.jp 宛にご連絡下さい。

*「笑顔のコーチング」講座のファシリテーター
を養成する研修も今春開催予定です。笑顔の輪を
拡げるボランティアをやってみたい方、ぜひご参
加下さいませ。詳細は決まり次第ご連絡します。


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■4.市瀬博基「組織開発の文化論」 Vol. 9
   ~ アサーティブネス ~

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いや~、昨日の晩は盛り上がりました。

ハロードリーム+らーのろじー+ファンクラブとの強力なコネクションという
最強の組合せで実現した、海外留学生向け宝塚観劇・感激ツアー。
参加した学生は、なぜか圧倒的に多いドイツ人6名に、フランス、
アメリカ、台湾から各1名の総勢9名(うち7人が女性です)。

社会学の授業で宝塚歌劇をとり上げたことがあったので、みんなは
開演前からいろんなことに興味津々で、開演前からさまざまな
質問が飛び交い、幕間に劇場を探検し、閉幕後にはプログラムを
買った後、参加者全員で宝塚ファンの「出待ち」という日本的文化
行事に参加させてもらうことに決定。

このメンバーの中に、ほぼ毎月宝塚を観ているというドイツ人の
学生がいました。彼女は、他の学生に対して宝塚歌劇団や音楽
学校のシステムを事こまかに説明し、知らない出演者の名を聞くや
いなや「宝塚スター名鑑」みたいな本をひろげてチェック。

休憩時間中に瀬名じゅんのDVDを買ってくると、その魅力について
トウトウと自分の想いを語る、てな具合に、かなりの宝塚フリークなの
ですが、さすがに「出待ち」をやったことはなかったそうです。

なにしろショーがはじまる前から舞い上がっている彼女ですから
出待ちにならぶ自分の前に将来の大スターがやってきて、気軽に
声をかけてくれる、なんて状況に遭遇した瞬間は、きっと上昇気流の
頂点にいたはずで、黄色い色が見えんばかりの「がんばって
くださ~いっ!」という声をあげました。

が、瞬時に「空気」(列にならぶファンは誰も自分から声をかけて
いないし、「ガンバレ」は目上の者が発することが多い)を読んだらしい
彼女は、すぐさま「すみません。いまの失礼でしたか?」と付け
加えたんですね。

コーチングでは、相手の気持ちを尊重し、多様性を認めなければ
ならないといいます。

しかしその一方で自分の思いをちゃんと相手に伝えないといけない。
つまり「アサーティブ(自分の思いや考えを積極的に、そして受け入れ
やすい形で相手に伝えることができる)」であるのも重要といったりも
します。なので、じゃあこの瞬間は一体なにをどうすりゃいいのさ、なんて
ことありませんか?

強く思ったり感じたりしたことは、その瞬間に素直に相手に伝えることが
重要。でも、もっと大切なのは、「うわ、これってちょっとマズイかも」という
考えがよぎったら、これもすぐさま率直に相手に伝える瞬発力ではないで
しょうか。

事前に心配したり、事後に悔いたりしないために、いま自分が「マズイ」と
感じていることも含めて、「いま・ここで」相手にちゃんと伝えること。

昨日の晩は、宝塚フリークのドイツ人学生から、「アサーティブネス」という
文化的実践を教えてもらったような気になりました。


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■5.二木郷子「いつしか学習の日々」vol.41
   ~僕の前に崖がある、僕の後ろにも崖がある~

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「楽しみ(愉しみ)」というものには2種類あると思う。
子供の楽しみと、大人の楽しみである。

子供の楽しみは、世界を知り初めたころの喜びである。
水の入ったグラスを飽かず見ている幼児がいるとする。
硝子と水の透明さが、光を屈折させるさまを見る子供。
そのとき水は「飲むもの」ではなく
グラスも「容器」ではない。
ものの用途をまだ知らぬ子供は、その本質だけを見ている。

そこではしばしば、不安が起こるだろう。
しかし彼らは不安さえも無防備に受け止めるだろう。
未知のものに対する興奮をただ享受するだろう。
そういうわけで、子供は実に感動しやすい。

ほどなく、子供は自分のナイーブさに一種の恥を覚える。
そして「そんなの知ってるよ!大したことないよ」とムキになる。
なかなか涙ぐましい光景だが、子供たちよ、それは杞憂だ。
なぜならそのうち、感動はみるみる色あせるからだ。

で、次にやってくるは大人の楽しみ。
それは、世界を知った後の「差異」を見きわめる喜びである。
そこでは、「違いが分かる」ことが決め手となる。
そう、目が肥えていてこそ、大人の楽しみは価値を持つ。

ただし世界はあまりに広いので、すべてに関わるヒマはない。
そこで彼らは適性に合わせて特定の守備範囲を持つ。
それが「趣味」というやつだ。
彼らは自分の得意分野で小さな差異を見つけては喜ぶ。

そこではしばしば、退屈が起こるだろう。
そして彼らは退屈から逃げようとするだろう。
既知のものを探して、再び興奮を得ようとするだろう。
そういうわけで、ノスタルジックブームがしばしば訪れたりする。

子供と大人の楽しみは、向かい合って屹立する崖のようだと思う。

ちなみに私は、いつしかこの二つの崖の間の谷に滑り落ちていた。
子供用の文化はもう退屈だし、大人用の文化はなんだか小難しい。
こまったな。どちらの崖を登ろうか。


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■6.編集後記   

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今回もら~のろじすとをお読みくださり
ありがとうございました!

2月7日(土)シンポショップ(symposium + workshop)
は、昨年5月10日に学士会館で開催しご好評
いただいたNPO学習学協会主催(弊社協賛)
の企画第2弾となります。

「人材教育と組織学習の新しいトレンド」と
いうテーマの下、パネルディスカッションあり、
新しい研修プログラムの体験ありの、
3時間半をご準備しています。

ご不明点はお気軽にらーのろじー富田
info@learnology.co.jp
までお問い合わせ下さい。

皆さまのご参加、心よりお待ちいたしております。

                   (富田 愛里)

   ~  今回も「ら~のろじすと」をお読みくださり
        本当にありがとうございました。
       どうぞ素敵な冬の日々をお過ごしください。~

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