メルマガバックナンバー

2009年01月08日

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    学びを科学する ら~のろじすと

   組織と個人の可能性を開くメルマガ

      2009年 新年第一号

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寒中お見舞い申し上げます。
関東圏は癒されるような青空に包まれた
年明けでした。
どうか美しい1年となりますように!
2009年第1号をお届けします!

>>>>CONTENTS<<<<

1.一寸先は笑顔

2.らーのろじー主催~公開講座のご案内~

3.おすすめセミナー情報

4.二木郷子「いつしか学習の日々」vol.40
    ~青空に凧が揚がるとき~

5.市瀬博基「組織開発の文化論」 Vol. 8
   ~無限の可能性~

6.編集後記 ~感謝~ 


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■1.一寸先は笑顔

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新しい年の始まりというのに、新聞やテレビでは経済状況
が厳しいというニュースが飛び交っています。確かに統計
として計測可能な指標は、暗いものが多いのですが、よく
目をこらすと、新しい発展の芽がそこにあるのも事実です。

これまで米国向け輸出に支えられたバブリーな風潮の時には、
僕は企業研修の中で、こんなことを述べていました。
「一寸先は闇、という言葉は古すぎます。今は、1ミクロン
先は闇、いや、1ナノメートル先は闇かも知れません」と。

その後、サブプライムからリーマンショックと続き、ひょっ
とするとこの後、ヘッジファンドにも傷口が広がっていこう
という状況へと、まさに急転直下し、最近はメッセージを変
えています。ハロードリーム実行委員長の小巻亜矢さんが、
著書にサインを求められると「一寸先は光」とお書きになる
ので、その例にならい僕自身は「一寸先は笑顔」を今年のモ
ットーにしようと思っています。

好景気の時には、「忙しすぎて人材育成に手がまわらない。
団塊の世代の技能継承ができない」とぼやいていた企業にと
って生産調整のフェイズは、人材育成・組織強化のチャンス
にほかなりません。お金を商品として扱い、ゲーム感覚で、
「儲かった、損した」という時代が終わり、最重要経営資源
である「人」を大切に扱い、その可能性を引き出すための施
策の優先順位を守る、あるいは高めることが、不景気な時代
に何よりも重要な経営戦略ではないかと思います。安易な経
費削減は、意欲のデフレ・スパイラルを引き起こします。

松下幸之助翁は「好景気やよし。不景気さらによし。」と語
っていました。経営が順調な時には、誰も本気で取り組むこ
とができない抜本的な組織変革やビジネスモデルの変更も、
みんなが危機感を共有している時だからこそ、すんなり実現
できるという訳です。確かに「危機感」という言葉の真ん中
には「機会の機」という文字が含まれています。
                    (本間正人)


* 2月7日(土)には、NPO学習学協会主催(弊社協賛)で
  「人材教育と組織学習の新しいトレンド」
  のシンポショップ(symposium + workshop)を開催します。
  昨年5月に学士会館で開催し、好評をいただきました。
  今回は、実際に新しい研修プログラムをご体験いただく
  機会も設け、気鋭のパネリストにお集りいただきます。
 はっきり言って、すごい人たちです!!

日時:2009年2月7日(土)13:30~17:00 (13時開場)
場所:TOC大崎1号館19階 (JR大崎駅)
参加費:5000円(税込)

プログラム予定(若干、変更する場合があります)

13:30-14:00 共通基盤レクチャー 本間正人(学習学協会代表理事)
 「人材教育と組織学習の新しいトレンド」

14:00-15:00 新しいプログラムの体験デモ
 (1)Smile +(スマイル・プラス) 「笑顔で職場を活性化する」
     椿景子氏(国際ファシリテーション協会専務理事)
 (2)スライドで見る「学習する組織」
     岩堀禎廣氏(オクトエル代表、薬学博士)
 (3)Feel―I(フィール・アイ)「自分の心の声を聴く」  
     小巻亜矢氏(Nal代表取締役、ハロードリーム実行委員長)

15:15-16:45 パネルディスカッション
 増田弥生氏(エグゼクティブコーチ、前Nikeアジア太平洋地域HR責任者)
 工代将章氏(経営共創基盤ディレクター、元リクルートWorks編集長)
 西村勇也氏(ダイアローグBar 主宰)
 和田晃一氏(エスキューブドCKO、読書家)
 市瀬博基氏(東京学芸大学特任講師、「AI本」翻訳者)

 コーディネーター:本間正人 (学習学協会代表理事)

16:45-17:00 まとめ&アンケート記入

司会:山田智恵(学習学協会研究員)

お問合せ・お申込みは info@learnology.co.jpまで、
件名に「2/7参加希望」とし、所属、連絡先を明記の上、
お申込み下さい。大変恐縮ですが、請求書の発行は承っ
ておりません。必要な方には、当日、現金で参加費をお
支払いいただいた際に、領収書を発行いたします。
近日中に詳細を弊社HPにアップします。

前回の予告だけで、すでにお申込みくださった皆様、
ありがとうございました!


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■2. らーのろじー主催 ~公開講座のご案内~

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現在、お申込みいただける公開講座は、下記の通りです。
詳細は、http://www.learnology.co.jp/open_lecture/index.html
をご覧下さい。新人研修をひかえて、新基本コースを、
2、3月に連続開催します。また今月末のコンテンツコース
は残席わずかになりました。コーチングやリーダーシップ研
修のネタを増やしたい方、満席になる前にお申込み下さい。

☆  2009年 1月29~31日(木金土) 【東京】(残席2)
   研修講師塾 コンテンツコース(3日間)
☆ 2009年  2月13~14日(金土)    【東京】 
   研修講師塾 新基本コース
☆ 2009年 3月13~14日(金土)  【東京】
   研修講師塾 新基本コース

● 講師 : 本間正人
● 時間帯: 各日とも 10:00~17:00
●   会場:東京・本郷「らーのろじー」セミナールーム

今年も、皆さまのご参加、お待ちいたしております!


【お詫び】3月20~21日(金・土祝)に予定しておりました
 「ポジティブ組織開発ファシリテーター実践講座」は都合
  により開催を延期することになりました。新しい日程は
  あらためてHPおよびメルマガでご案内いたします。


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■3. おすすめセミナーのご案内

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☆ 本間正人のトレンド力講座(主催:株式会社エ・ム・ズ)
 詳細・お申込は http://www.emuzu.info/open_index.html#02

情報洪水の中から珠玉の価値ある情報を選別し、
現状を活かせる自分になる!

1月9日(金)14:00-16:00 名古屋・ウィルあいち【明日!】

1) オバマ大統領が当選した理由
2) 新聞とテレビとネットの情報はどこが違うか?
3) 本間流情報術(複線、継続、体系)
4) 今、注目したい5つのトレンド

☆ 小田全宏のアクティブ・ブレインセミナーin 名古屋
 詳細・お申込は http://www.emuzu.info/open_index.html#02
1月14日(水)、15日(木)、21日(水) (10-18時)名古屋で開催。
東京では満席状態。名古屋に足を運ぶ価値は十分あります。

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☆ 本間正人のビジネス英語講座(主催:株式会社Nal)
 詳細・お申込はhttp://nalblog.exblog.jp/

1月28日(水)TOEIC対策の英文法
2月25日(水)ボキャブラリー&リーディング
3月18日(水)リスニング&TOEIC試験対策
各回とも 19:00~21:00(18:30 受付開始)

*内容は1回完結ですので、1回ずつお申し込み頂けます。
*場所 TOC大崎ビルディング1号館19階(JR大崎駅徒歩2分)
*参加費 1回5,000円(税込)

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☆ 講師サミット2009 (事務局:ジャストレード株式会社)

大好評だった昨年に引き続き、今年の第二回は「挑戦」を
テーマに「分科会」方式も導入。本間も発起人の一人として、
パネルのコーディネーターと「講師Q&A」の分科会を担当
します。

●日時:2009年2月15日(日)12:30開場13:00~19:30
●会場:渋谷 イベントスペースEBiS303
●定員: 555名!
●詳細は http://www.koushi-ryoku.jp/event/summit2009.htm

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■笑顔のコーチング(主催:NPOハロードリーム実行委員会)

「64億人の笑顔」の実現を目指すハロードリーム実行
委員会では、北海道から沖縄まで全国各地で、無料公開
講座を開催します。各回とも本間が講師をつとめます。
子育て中の親御さんはもちろん、誰にでもすぐに使え、
役立つコミュニケーションのヒント満載の楽しい2時間。
直近の開催予定は以下の通りです。

1月 9日(金)10:30~12:30 名古屋・ウィルあいち【明日!】
1月14日(水)10:00~12:00 長野・生涯学習センター
1月24日(土)14:00~16:00 東京・渋谷シダックスホール
1月26日(月)10:00~12:00 札幌・かでる2・7
2月28日(土)14:00~16:00 大阪・エルおおさか

詳細・お申込みは http://hello-dream.com/smilingface/

* ご自分の地域でも、ぜひ開催したいという方は、
info@learnology.co.jp 宛にご連絡下さい。

*「笑顔のコーチング」講座のファシリテーター
を養成する研修も今春開催予定です。笑顔の輪を
拡げるボランティアをやってみたい方、ぜひご参
加下さいませ。詳細は決まり次第ご連絡します。

* ハロードリームの活動が、今年最初のYahoo
 ボランティアで取り上げられました。
http://volunteer.yahoo.co.jp/petit/20090101.html


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■4.二木郷子「いつしか学習の日々」vol.40
      ~青空に凧が揚がるとき~

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注射が嫌いな子供だった。

インフルエンザの予防接種は夏だったか、秋だったか。
もう記憶はあやふやである。
しかしあのころの私は折りに触れ、考えていた。
桜咲く春、プールで遊ぶ夏休み、そして、正月。
友人たちと青い空に凧を揚げつつ、考えていた。

「人は刻一刻、『次なる注射』に向かって生きている。
時間が毎秒正確に進む以上、今のこの楽しい瞬間も
注射の前日と同じ速度で、次なる注射は近づいて来るのだ」

「メメント・モリ(死を忘れるな)」がモットーの
中世ヨーロッパ人なみにネガティブな7歳だった。

あのころの私は、いつ消えたのだろう。
楽しいときにこそ辛いことを思い出そうとする
生真面目で妙な子供はどこに消えたのだろう。

今年の正月、冬の町を散歩し、遠くの青空に揚がる凧を見た。

あのころと違い、定期的にやってくる予防接種はもうない。
強制的に、規則正しく味わわされる痛みはない。
不快も快も、もう誰かに設定されるものではなくなった。
今ある順境も逆境も、大半は自分で招いたものだ。
予期せぬ事態に翻弄されても、いずれは乗り越えていける。
大人の人生は子供のそれよりずっと自主的だ。

それはとても自由で、おそらくは幸福なことなのだろう。
しかしその中で、私はしばしば「時間」を忘れている。
区切りのない日々の中で楽しんだり苦しんだりしているうち
去年の365日は飛ぶように過ぎてしまった。

だから今年からは再び、メメントモリ~な子供に還ろう…
…というのは嘘。

時間を思おう。しかし無意味な苦しみはそぎ落とそう。
刻一刻と過ぎる時間を愛しみ、そして
辛いときにこそ楽しいことを思い出せる人となって
この一年を生きたいと思う。


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■5.市瀬博基「組織開発の文化論」 Vol. 8
    ~無限の可能性~
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明けましておめでとうございます。昨年は駄話にお付き合いいただき
どうもありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

初春ということで今回は初夢の話。

初夢に見ると縁起のいいものとして、「一富士、二鷹、三茄子」なんて
ことをいいます。さらにここに「四扇、五煙草、六座頭」が続いたりもします。

なんでこれが縁起がいいかというと、最初の三つに関しては
駿河の国の名物を並べたものだとか、徳川家康が好きだったものを
三つあげているとか、はたまた三大仇討ちにちなんでいるとか
いろんな説があります。

で、これに後の三つが加わった場合は、富士も扇も末広がり、鷹も煙も
上にのぼるから上昇機運をあらわしていて、頭を丸めた座頭も茄子も
毛が(怪我)ないから家内安全、ということで縁起がいいらしい。

ここで「本当の」由来は何なのかと問うのはあまり意味がない。文化の
シンボリズムがどんな風に意味づけられるかについては、時がかわり
場所がかわれば違ったものになって当然で、そこで重要なのは
どのように「納得できる」説明が作りだされるのか、という点です。
だから、上にあげた六つを「初夢に見たら縁起が悪いもの」として
説明することだって可能なはず。

そういう意味の逆転、けっこう身近なところで起きています。

トイレの男性用、女性用を区別するアイコンの色を見ると、男性用には
青、女性用には赤が使われていて、現在では青が「男性っぽい」色、
赤が「女性っぽい」色ということになってますが、二十世紀初頭の米国の
育児書には、「活発な」男の子には赤い服を、「控えめな」女の子には
青い服を着せましょう、てなことが書かれていたりするそうです。

コーチングでは、「人間には無限の可能性がある」といいますが
この場合の「可能性」というのは、可能性の「素」みたいなものが
客観的にぎゅう詰めになっているということではなくて、文化の
シンボリズムに「納得できる」意味をいくらでも与えることができるように
想像力を介していくらでも作りだせるものなのだ、ということを
いっているのだと思います。

ちょうど昨日、海外留学生向けに教えている日本の小説の授業で
採り上げた大江健三郎の小説「われらの狂気を生き延びる道を教えよ」に
こんな風な一節がありました。われわれは目に映っているものを
見ているのではない、想像力に映しだされるものを見るのだ。

だから今年の初夢に、富士も鷹も茄子も、そして扇も煙草も座頭も
出てこなかったとしても、可能性の暗示として読み取る意思さえあれば
いくらでも「縁起のいい」夢になるわけです。

ということで、みなさまにとって2009年が実りの多い年になりますように。


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■6.編集後記   

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2009年第1号「ら~のろじすと」をお読みくださり
とてもうれしく思います!
今年も半月に一度、このメルマガを通じた皆さまとの
コミュニケーションを楽しんでゆきたいと願っています。


起ることすべてに意味がある。
そう思って1つ1つ引き受け、
そこに意味や光を見出していけるような
そんな毎日を過ごしていきたいと思います。

2008年、本当にありがとうございました。
2009年、どうぞよろしくお願い致します!
                   (富田 愛里)

   ~  今回も「ら~のろじすと」をお読みくださり
        本当にありがとうございました。
       どうかよい日々をお過ごしください。~

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