メルマガバックナンバー

2006年11月07日

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          学びを科学する  ら~のろじすと

    ~~組織と個人の可能性を開くメルマガ~~

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11月になりました。
11月は「霜月」です。霜が降りる季節となりました。
冬支度はお済みですか。
ら~のろじすと11月7日号をお届けします。


>>>>CONTENTS<<<<

1.「学習基本法の提案」

2.11月18日  「学校現場におけるコーチング」講演会開催

3.11月23日~25日  「研修講師塾」開催のお知らせ

4.12月4日  脳の研究会  第二弾「アルツハイマー病」

5. 寺子屋ら~のろじすと「ハローに要注意!?」

6.編集後記


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■1.「学習基本法の提案」
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最近、マスコミで取り上げられている「必修逃れ」に関する報道、
そして、同時並行して進んでいる「教育基本法改正」の議論には、
首を傾げないではいられません。

そもそも、今回8万人以上の「必修漏れ」が発生した背景には、
文部科学省の度重なる制度の変更が現場のニーズと乖離している
ところにあります。大学入試のあり方が、高校の授業内容を決め
ているのが実態なのに(これも問題ですが)、時間割の中でどう
授業時間を配分するかという枠組みの議論ばかりで、学習者の視
点に立った本質的な議論が欠落しています。

教育と学習は、料理と食事の関係に置き換えるとわかりやすいで
しょう。板前さんがお客様に料理をお出しするには、まず、材料
を集めます。今は市場で仕入れますが、昔は野山を駆け回って材
料を集めました。ですから「ご馳走」だったのです。

材料を集めたら、献立を決め、このとき、栄養計算もします。そ
れから、下ごしらえをして、実際に味付けをして調理します。そ
のあと食欲をそそるように美しく盛り付ける。そして、お客様に
対して失礼のないようにタイミングを見計らって配膳する。ここ
までが、板前と料理店の役割で、教育の一連の流れに相当します。

その料理は、実際にお客様に箸をつけてもらい、口に入れていた
だかないといけません。そして、咀嚼・嚥下、つまり噛み砕いて
飲み込んでもらう。その後で、ようやく消化・吸収が可能になり
ます。吸収しにくいものは、反芻が必要になるでしょう。

こうしたプロセスを経て、初めて栄養になります。まさに、知識
や技能・生きる力を、身につけるプロセスが学習なのです。

ところが今の教育は、品数を数え、栄養計算ばかりやっているに
等しい状態です。食欲をそそる盛り付けや配膳の工夫なんて何も
していません。定食から一品欠けていたのが大問題のように騒が
れていますが、お客さまの健康状態や食欲などは一顧だにされて
いません。満腹なのに、もう一皿食えと強要されているようなも
のですね。

「資格を持った教員が、教科書を使って、所定の時間数の授業を
実施」さえすれば「履修」したことになります。しかし、それが、
生徒にとってどのような意味を持つのか、まったく議論されてい
ません。しかも「必修逃れ」「救済」「負担」といった言葉が頻
繁に使われていますが、これでは学習は「害悪」のようなイメー
ジです。とんでもない話です。

学習は、大切な基本的人権であり、人類にとって最大の強みです。
今回のどたばた劇で、勉強嫌い・学校嫌いに拍車がかかることを
懸念しないではいられません。

学習学の本間としては、およそピントはずれの教育基本法の改正
ではなく「学習基本法」を制定していくような、根本的な視座の
転換が必要だと考えています。

まだ未熟な管見ではありますが、しかし世に問うべき時が近いと
痛感しています。                              (本間正人) 



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■2.講演会「学校現場におけるコーチング」開催のお知らせ
      (11月18日)
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11月18日(土)に本間正人が
お茶の水女子大附属高等学校の公開教育研究会にて
「学校現場におけるコーチング」というテーマで講演します。
主催者のご好意により、本メルマガをお読みの教育関係者
の方にもご参加いただけることになりました。

都内でコーチングの公開講座を担当するのはめずらしいの
で、もし日程が合いましたら、下記の要領でご参加下さい。

●  講師:本間正人

●  テーマ:学校現場におけるコーチング

●  期日:11月18日(土)14時20分~15時50分

●  会場:お茶の水女子大附属高等学校(2回  合併室予定)
          アクセス  丸の内線茗荷谷駅  徒歩6分
                    有楽町線護国寺駅  徒歩10分
          http://www.fk.ocha.ac.jp/users/chako/chizu.html

●  参加対象:教育関係者

●  参加費:1,000円

●  お申込み方法など詳細は下記ホームページをご確認下さい。
  http://www.fk.ocha.ac.jp/users/chako/kokaiken.htm

●  その他:当日は、午前中から各種公開授業も行っております。
            講演会のみ参加の場合は、申込時その旨記載下さい。



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■3.研修講師塾  基本コース  開催のお知らせ
      (11月23日・24日・25日)
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  すべての研修講師が互いに切磋琢磨する場


      研修講師塾


  研修講師塾は、講師自らが学びそしてその学びを深める場です。


  「学びを科学する」本間正人が  現場で培ってきた
  十数年実践したきたネタ・コツを学ぶことのできる講座です。

「アイスブレーキングの理論と具体的方法」
「インストラクションのツボ」
「自分らしい教え方、伝え方」等々

  研修講師として必要なスキルのみならず、
  自分のオリジナリティをどのように演出するかが学べます。


●  講師:本間正人

●  日時:11月23日(木祝)・24日(金)・25日(土)
            10:00~17:00

●  会場:「らーのろじー」セミナールーム
            (本郷三丁目  徒歩4分)
  http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.42.20.779&el=139.45.47.358

●  参加費:168,000円(税込み)

●  お申込み:ws@learnology.co.jp    宛てに
                1)お名前
                2)会社名・所属
                3)電子メールアドレス
                4)緊急連絡先        
              を明記の上お申し込みください。
              振込先等をご連絡いたします。

              参加費のお振込みが確認できた時点で
              お席を確保いたします。

●  受講者の感想
「自分らしさを出すこと」それをどのようにコンテンツにミックス
するかがわかりました。また、受講者同士のフィードバックは一番
のプレゼントでした。(企業人事担当者  女性)



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■4.脳の研究会  第二弾!  
        -脳の老化とアルツハイマー病-
          ナノスケールの世界から病気が始まる?(12月4日)
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アルツハイマー病研究のエキスパートである星美奈子さんをお招きして、
学習学協会「特別講演会」を開催することになりました。「素人にもわ
かるように」とお願いしておりますので、先端的な研究の一端に触れる
貴重な機会になると思います。

●  講師:星  美奈子 先生
三菱化学生命科学研究所アルツハイマー病研究グループ発症機序解明チームリーダー
東京工業大学大学院生命理工学研究科広域生命情報講座連携助教授

●  略歴:
1991年 東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻にて理学博士号取得
日本学術振興会特別研究員を経て、1994年三菱化学生命科学研究所特別
研究員、2003年同主任研究員となり、2004年4月から現職。2003年に
は「アミロスフェロイド研究」で内藤記念科学奨励金を受賞するなど、
気鋭の研究者として将来を嘱望されている。

●  日時:12月4日(月)  19:00~20:30

●  会場:「らーのろじー」セミナールーム
            (本郷三丁目  徒歩4分)
  http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.42.20.779&el=139.45.47.358

●  参加費:無料(先着順に締め切ります)

●  お申込み:ws@learnology.co.jp    宛てに
                1)お名前
                2)会社名・所属
                3)電子メールアドレス
                4)緊急連絡先        
              を明記の上お申し込みください。



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■5.寺子屋ら~のろじすと  
      「ハローに要注意!?」
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この季節になると、企業では「冬の賞与査定」の声が聞こえてきます。
今回は、人事考課の際に気をつけたいポイントを特集します。


人事考課の際に気をつけたいポイントは

  ハロー効果・寛大化傾向・中心化傾向

です。

●  ハロー効果
  ハロー(halo)とは後光を意味します。
  その人のイメージで評価してしまうことを指します。
  例えば、いつも明るく挨拶している社員に対し実際の場面を見ず  
「彼は勤務態度もまじめで仕事に取り組む意欲が高い」
  と判断してしまうことを指します。

  ハロー効果予防法には以下の3つがあります。
    先入観や思い付きを捨てる(脇に置く)
    日常の観察で得た客観的情報をもとに評価する
    一つの行動は、一つの評価軸で判断する


●  寛大化傾向
  部下に対し評価が甘くなることを言います。
  人事考課に対する自信のなさや、部下への感情移入が原因で
  生じます。

  寛大化傾向予防には以下の2つがあります。
    具体的客観的に事実を捉え、その情報を元に評価する
    甘い評価は部下の能力開発阻害要因になることを認識する


●  中心化傾向
  考課結果が標準(中心)に集中し、優劣の差がほとんどでない
  ことを言います。
  人事考課に対する自信のなさや、結果を明確に伝えることを
  ためらう場合に生じます。
  あいまいな評価は部下のモチベーションを下げ、部下との信頼
  関係に悪い影響を与えます。

  中心化傾向予防には以下の2つがあります。
    具体的客観的に事実を捉え、その情報を元に評価する
    甘い評価は部下の能力開発阻害要因になることを認識する


人事考課の先には「一人一人の能力開発」「成長」があります。
ポイントは一人一人を見て、心に留める。
まさに、コーチングの心そのものかもしれません。
(浅沼真由美)


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■5.編集後記
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暦では今日11月7日は立冬です。
今日から、立春前日(2007年2月3日)までが暦の冬です。

冬支度といえば、コタツ。我が家にはコタツがありません。
皆さんのお宅では、コタツはいつから使い始めますか。
そして、素朴な疑問がわいてきました。コタツの南限(南の限界)
はどのあたりなのでしょうか。

日々寒さが増す今日この頃、みなさま、お体にお気をつけてお過ごし下さい。


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■■  最後までお読みいただきありがとうございました。  ■■
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