メルマガバックナンバー

2005年07月06日

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  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  
  ┃      「 LEARNING   AVENUE  」      Vol. 7
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【_1_】   本間正人の学習学コラム  
                              『今こそ、学習する組織』
【_2_】  研修講師養成塾    第5期  7月16~18日  ★残席わずか!
【_3_】  研修講師養成塾  ★無料説明会★  7月12日(火)19:00~
【_4_】   7月9日「AIと学習する組織」1日セミナー  【開催迫る!】       
【_5_】   《連載》  AI (アプリシアティブ・インクワイヤリー)
                        『AIの4-Dモデル』  

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┃  【_1_】   本間正人の学習学コラム  
┃                                  『今こそ、学習する組織』
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  ピーター・センゲ博士は、経営学の碩学ピーター・ドラッカーの後継者の
一人と目されていて、アメリカのビジネスピープルの間では、とても有名な
人です。ところが、日本では「知る人ぞ知る」くらいの存在ですね。彼の主
著”The Fifth Discipline”  (1994)は、「最強組織の法則」(徳間書店)
として翻訳され、1995年に出版されました。書名の「第五の原則」とは
「システム思考」を指し、常に社内外の経営環境の全体像をとらえ、状況の
変化に適応していく「学習する組織」を提唱した名著です。

  400ページ以上の分厚い本ですが、エッセンスを一言でまとめると、
「組織も学習する存在だ」という考え方に立って、ビジョンを共有し、一人
ひとりが能力開発を行なうだけでなく、チームとしても学びあいを深め、
これまでの固定観念を脱却して、持続的な組織変革を進めていこう、という
主張です。

  興味深いのは「組織の抱える7つの学習障害」という指摘です。たとえば、
「敵は向こうに」という問題は、日本の企業でもよく見られます。あるメー
カーの話。販売部門は「製造部門がろくな製品を作らないから売れないんだ」
と思い、製造部門では「俺たちがこんなに頑張っているのに営業がちゃんと
売ってこない」と考えている。ありがちなパターンですね。実は、製造と販
売は、車の両輪。一体感をもって、協力しあうことで、初めて成果につなが
るのですが、同じ社内でありながら「WE vs THEY」という対立図式が発生し
ている場面は少なくありません。

  立場や役割の違いを脇に置いて、「同じ会社の一員」であるというアイデ
ンティティを感じる機会は、めったにないのでしょう。経営トップだけでは
なく、中間管理職や現場のスタッフも、常に全体を観る視点を持つことが大
切です。AI(Appreciative  Inquiry)は、「学習す
る組織」を実現するための1つのアプローチとして、部署の壁を越えた対話
を促し、会社の一体感を醸し出す組織開発手法と言えるでしょう。    
                                                      (本間  正人) 


                                        
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┃【_2_】  研修講師養成塾 第5期7月16~18日(土~月: 祝)  
┃                                            ★残席数席です★
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  ◇ 講師    :  本間 正人
  ◇ 日時    :  7月16日(土)、17日(日)、18日(月、祝日)
                   各日とも 10:00~17:00
  ◇ 開場    :  北青山  ラーノロジーセミナールーム
     地図:http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=4&ino=BA475461&grp=mapionlight1
  ◇ 参加費  :  160,000円  (税込168,000円)
  ◇ お申込み:  ws@learnology.co.jpまでメールで御願いします。    
                   件名に「T5」とお書き下さい。

  今年1月から4回開催し、毎回ご好評をいただいている「研修講師養成
塾」基本コース(3日コース)の第5期の募集です。これから講師を目指
す方から、年間100日以上の実績を持つベテランまで、新鮮な気持ちで
学びあい、技を磨きあう修行の時間です。

  内容としては「研修の目的の見直し」「インストラクションの仕方」
「アイスブレーキングのレパートリー拡大」「答えにくい質問への対応」
「プログラミングのツボ」「発声訓練」「朗読」など、学習学の理論に基
づいて、講師としての基本能力を高めるものです。本間正人が培ってきた
ノウハウを、凝縮して公開。内容は参加者のニーズにより柔軟に変化しま
すが、即、役立つヒントをふんだんに盛り込みます。

【応用コース】  (2日/3日コース)
原則として基本コース修了者を対象に、「キャプテンシップ研修」、「マ
ネジャーシップ研修」、「メンタルヘルス研修」「AIファシリテーター」
の講師養成プログラムを8月以降開催していきます。詳細は
http://www.learnology.co.jp/training/index.html
をご参照下さい。

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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃【_3_】  本間正人の「研修講師養成塾」説明会の開催  
┃          7月12日(火)・7月25日(月)19:00~【無料!】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……
  連休に開催された、研修講師養成塾、第3期・第4期も大好評のうちに幕
を閉じました。第5期(7月16日~18日:土~月・祝も、ご好評頂いており
ます。(http://www.learnology.co.jp/pdf/year0221.pdf)
基本コース(3日)の参加を検討している多くの方からのお問い合わせの
声に応えて、7月も無料説明会を2回、開催することに決定しました。
AIのファシリテーターに興味のある方、研修講師としての肩幅を広げた
い方で「研修講師養成塾」の1ページを体験したい方!是非ご参加をお待
ちしております。

  ◇ 講師    :  本間 正人
  ◇ 日時    : 【1】  7月12日(火)   19:00~20:30
                【2】   7月25日(月)  19:00~20:30
  ◇ 開場    :  北青山  ラーノロジーセミナールーム
     地図:http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=4&ino=BA475461&grp=mapionlight1
  ◇ 講師    :  本間  正人
  ◇ 参加費  :  無料
  ◇ お申込み:ws@learnology.co.jpまでメールで御願いします。    
              「説明会参加希望」とお書き下さい。

※【1】と【2】は基本的に同じ内容を予定しております。

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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃【_4_】  7月9日(土)    10:00~17:00
┃                「AIと学習する組織」1日セミナー  開催              
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……
  
  AI(Appreciative Inquiry)は、英国航空・ノキア・BPを初め多くの
企業で確かな業績を上げる最新の組織開発手法で、昨年のASTDで創始
者が特別賞を受賞してから、日本でも一気に注目を集めています。
これまで弊社メルマガでご紹介してきたAIは、学習する組織を実現する
方法論の1つとも言えるものです。組織の持つ可能性や強みを発見し、共
有し、新しいビジョンを構築していくことは、まさに組織の学習そのもの
だからです。
  企業の人事・研修ご担当の方はもとより、企画・戦略部門の方にも、ぜ
ひこの機会にAI組織開発手法の一端に触れていただければ幸いです。

  ◇ 講師    : 松瀬 理保、本間 正人   .
  ◇ 日時    : 7月9日(土)   10:00~17:00
  ◇ 参加費 : 28,000円  (消費税込29,400円)  
  ◇ 場所    :ラーノロジーセミナールーム  
  ◇ 定員    : 18名  (※  お陰さまで、ほぼ満席です。)
  ◇ お申込み:ws@learnology.co.jp  までメールで御願いします。
                  「AI」とお書きください。

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┃【_5_】《連載第3回》AI(アプリシアティブ・インクワイヤリー)    
┃                             『AIの4Dモデル』
┃            AICJ代表    松瀬  理保  (http://www.aicj.co.jp/)
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  AI(Appreciative Inquiry)は、人や組織に内在する強みや長所、過去
の輝かしい経験などを発掘し、これらを「リソース(未来を築く材料、活
力源)」として活用し、自分たちにとって最も望ましい未来像を実現する
ための参加型組織開発手法です。今月は、AIの4-Dモデルを紹介しまし
ょう。

1)個人と組織の強みを発掘する  (Discover)。
インタビューを通してお互いの成功体験、人や組織に内在する「強み」、
ポジティブな感情を思い起こすようなインタビューを行う。

2)自由な発想で、ビジョンを描く    (Dream)
従来の常識や発想の枠を超え、グループごとに理想の組織イメージを
展開し、理想像のためのキーワードを模索する。

3)行動指針を策定する  (Design)
自分達が決めたゴール「理想的な組織」を実現するために、イメージ
したり理想像=ビジョンの下絵を描き、行動の指針を策定する。

4)プロジェクトを立ち上げる  (Destiny)
理想の組織を現実化させるために、社員自らが個人または組織単位での
アクションプランやプロジェクトを立案する。立案されたテーマごとに
プロジェクトチームを結成し、具体的な活動へと移っていく。

  これまでの「問題解決型の組織開発」の取り組みは、「問題発見」「解
決策検討」「解決策実施」といった流れで行なわれてきました。もちろん、
そうしたアプローチが有効な場合も多いですが、問題を全て解決した時に
達成されるのは、「ある過去の一時点で描かれた100%のイメージ」に
すぎません。

  ところが、AIでは、強みを見出し、そこを引き出していくので、当初は
予想もできなかった300%、2000%といった未来が実現可能になる
のです。これらのステップは、いずれもDで始まる単語で統一されている
が、AIが開発された当初は、第4段階はDelivery(実行)だったといいま
す。  その後、「改革の動きは、ひとたび始まると、それ自体があたかも
生命をもったように自己実現をめざす」という認識を得て、一般には「運
命という訳語があてはまるDestinyという言葉を用いるようになりました。

  AIは、4ーDモデルを通じて、「強み」を組織のDNAの一部とする、
組織開発手法と言えるでしょう
                                                  (松瀬  理保) 


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      ■□  人生から学び、人間として成長する □■
      ■□    それが学習学(ラーノロジー)   □■

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      LEARNING   AVENUE   第7号              2005.7.6

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
このメールマガジンは『まぐまぐ!』  
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を利用して発行しています。配信中止はこちら
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発行人:本間正人 (ラーノロジー代表)
編集人:松瀬理保 (AIコンサルティングジャパン代表)

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東京都港区北青山2-2-5  青山永井ビル3F  
有限会社ラーノロジー Learnology.  Co. Ltd.    
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