教育と学習の比較

「教育」と「学習」とは、ベクトルの向きが逆です。「教育」は「外から内への働きかけ」、「学習」は「内から外への働きかけ」なのです。「教育学」と「学習学」のアプローチの違いをまとめてみましょう。

これまでの教育学のアプローチは、社会の変化のスピードが緩やかで、未来が予測可能な時代には有効なものでした。「正しい知識」「正しい解答」が決まっていて、個人の能力を試験によって評価する手法は、既成の知識の体系を効率良く身につけていくためには合理的だったと言えるでしょう。

ところが、外部環境の変化が急速に起こり、日々、新しい状況を認識し、機敏に対応していかなければならない、現代社会においては、自ら目標を持ち、自ら問いを発し、自ら行動を通じて体験的に学び、総合的に成長していくアプローチが求められます。

与えられた試験で高得点を取る能力も大切ですが、むしろ、一人ひとりが出題者になって、自らの人生の中で答えを探究していく方が、個人の成長、社会の発展、そして、人類の進化につながるのではないでしょうか?

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